【花言葉】
・旧約聖書や宗教画などにモチーフとして登場していることから神の深い愛という意味を込めて「真心の愛」、「永遠の愛」という言葉がついたようです。
・アーモンドの果肉には、花言葉とは真逆の意味がつけられていますが、ギリシャ神話に由来するようです。
☆簡易的なあらすじ - ギリシャ神話
トロイ戦争の末、トルキアに漂流した若者が王女と出会い、恋に落ちるのですが、若者が王女を裏切ってしまい、その後王女は亡くなってしまいます。それを見た神が亡くなった王女をアーモンドの木に変えます。自分の行為に対して「愚かさ」と「無分別」さに後悔した若者が王女の元に戻ると、王女はその若者の過ちを許し、アーモンドの花が美しく咲かせた。という物語です。
【アーモンドの成分】
・アーモンドは大きく分けて、食用として利用される「スイートアーモンド」と薬やオイルとして利用される「ビターアーモンド」に分けられます。
・ビターアーモンドに多く含まれる『アミグダリン』はアーモンドの主成分であり、苦みの原因物質です。ビターアーモンドには3~5%ほど含まれるのに対し、スイートアーモンドは0.05%程度です。また、アミグダリンは未成熟な種に多く含まれる傾向があります。成熟するに従い、分解されます。
☆アミダグリンが苦みを発するまでの旅
アミダグリンはエムルシンやβ-グルコシダーゼ(酵素)に加水分解されて「グルコース」や「シアン化水素」、「ベンズアルデヒド」が生成します。この分解で生じたシアン化水素とベンズアルデヒドが苦みの成分です。
・「シアン化水素」
自然毒でもありアーモンドを外敵から守る役割があります。
・「ベンズアルデヒド」
毒性の低い生アーモンドの味を構成する主成分です。ベンズアルデヒドは他の植物にも含まれていて、ウメ・
モモ・ビワ・アンズなどがよく知られています。
シアン化水素の毒性については、長くなるので割愛させていただきます。
*毒性があると言っても私たちが摂取する量なども関係しているので、ただ単にアーモンドは危険、食べてはいけないというわけではありません。私はアーモンドが好きなので大量に食べてしまいます😋
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